アイピー総研編集部です!
今日は新聞やコラムの抜粋ではなくおもしろいサイトを紹介したいと思います。

実際に起こった事件をもとにとてもわかりやすく状況や今後の対策などが絵にされています。

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兵庫県警察本部の防犯ニュース


興味のある方はどーぞ!!

ドアこじ破りとは、空き巣が使う開錠手口の一つで、ドアと壁の間に、釘抜きのようなL字型をした工具を押し込み、 テコの原理でドアや錠を破壊します。非常に強引な方法ではありますが、ピッキングのように高い技術を必要としない為、 誰にでも行える上、強度の弱いドアや錠なら、短時間で侵入する事が出来るので、流行っているのです。

↓バールによって扉側ではなく、受けの方を「こじ開け」られている様子が分かる。

こじ開けの様子


対策として、ドアに鍵を2つ付ける「1ドア2ロック」の他に、 こじ破り対策に特化した防犯製品である「ガードプレート」の取り付けをお勧めします。
ガードプレートとは、扉と受けの隙間を塞ぐための物で、取り付ける事で、バールなどの工具が、隙間に入らなくする事ができます。 
ガードプレートは比較的安価で、取り付けも簡単に出来ますが、付け方を誤るとドアが開閉出来なくなる恐れもありますので、
専門業者(鍵屋・建築関係)の会社に依頼する方が無難です。

↓ガードプレートによる保護で、「こじ開け」をする隙間を塞いでいる。

ガードプレートによる保護


~アイピー総研編集部より~

仕事柄カギ屋さんともよく話をするのですがこの『ガードプレート』はかなり効果的らしいです。今わたくしが住んでいる賃貸マンションはまだ付けていないので・・・・・・管理会社にグチグチ言っているところです(^^v

兵庫・明石市のコンビニエンスストアで、2人組の男がたばこ300カートンを盗み出す一部始終を、防犯カメラがとらえました。
無人の店に侵入した2人組の男は、レジカウンターを乗り越えると、レジには見向きもせず、棚に置いてあるたばこを持ち出し始めました。
11月13日午前4時すぎ、兵庫・明石市のコンビニエンスストアに、2人組の男が入り口の扉をこじ開けて侵入しました。
2人は、店の買い物かごにあふれ返るほど、たばこを入れ、リレー方式で次々と運び出しました。

わずか7分間でおよそ300カートン、190万円相当を盗んで逃げました。
このコンビニエンスストアは深夜営業をしておらず、当時店内には、誰もいなかったという。

店長は、「自首せぇ。絶対、警察は捕まえる。あとは『天網恢恢(てんもうかいかい)、疎にして漏らさず』、ちゃんと天の神様は見ている」と語りました。
兵庫県警は、転売目的の疑いが強いとみて、窃盗の疑いで逃げた2人の行方を追っています。
<フジテレビ系(FNN)11月18日(木)12時56分配信より>

懸念した通り、値上げしたタバコを狙った窃盗事件が発生しました。
今後もコンビニ店を狙った犯行が頻発する可能性があり、タバコを取り扱っているところは、小売店・卸売店・運送会社等問わず防犯対策が必要になるでしょう。

コンビニ店では今回のように防犯カメラがほとんどの店舗に設置されています。
事件発生後、犯人の映像が公開されることは珍しくありませんし、それによって犯人が特定されることも多々あります。
にも関わらず、コンビニ強盗や今回のような窃盗事件が収まらないのは、狙うだけの価値があるということでしょう。

その価値とは、まず、強盗という手っ取り早く現金を得ることができる手口です。
これは盗んだ商品を換金するという手間も時間もかからず、犯行後すぐに現金を手にすることができるという利点があります。
マイナス面では、店員を武器などで脅すわけですから、犯人の顔・背格好・声などが被害者に見られてしまいます。
これは後に自分が犯人として特定される可能性が高くなります。
防犯カメラも同じ役割を果たします。

これらのリスクと得られるであろう金品を比較して犯行に及びます。
このリスクを高めるのが防犯対策です。
これを徹底することで、自分が捕まる可能性が高くなり、犯行を行うのは割に合わないと思わせることが、効果的な防犯対策です。

~アイピー総研編集部より~                                 コンビニ強盗は後をたちませんなぁ~・・・・・自分も過去にコンビニで深夜アルバイトしていた経験があるのでとてもリアルに感じます。人、物、金が集まる場所にはやはりカメラは必須ですなっ!!

静岡市葵区紺屋町の量販店で12日深夜発生した事後強盗事件で静岡中央署は16日、同店の防犯カメラに映っていた犯人とみられる男の画像を公開した。
 同署によると、男は30~40歳ぐらいで身長約170センチ。黒色の長袖ジャージー、薄い青色のジーンズを身に着けていた。
 男は紙パックのジュース1本を精算しないで店外に持ち出して飲み始め、声を掛けた同店の男性警備員を殴って逃走したという。
 情報提供は同署<電054(250)0110>へ。



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静岡中央署が公開した男の画像


~アイピー総研編集部より~
パックのジュースなんて・・・・・・お金は持っていなかったのだろうか^^;
高齢者の万引きも増えていると聞くし。日本はどうなっちゃうのでしょうか。

帰省や旅行などで、家を空けがちになる年末年始。空き巣などに入られないよう、防犯対策をしている人はどれだけいるのだろうか。

 調査によると、世帯年収800万円以上の人で防犯グッズを利用しているのは39.3%。集合住宅に住んでいる人(34.0%)より一戸建てに住んでいる人(42.3%)の方が利用している比率が高かった。

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 具体的にどんな防犯グッズを利用しているのだろうか。防犯グッズを利用している人にその詳細を聞くと、「補助鍵を付けている」(一戸建て62.2%、集合住宅75.0%)、「センサーライトを設置している」(一戸建て50.0%、集合住宅13.9%)、「カメラ付きドアホンを設置している」(一戸建て37.8%、集合住宅36.1%)、「玄関のドアや窓に防犯アラームを付けている」(一戸建て20.7%、集合住宅19.4%)などの対策が挙がった。
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 今後どんな防犯グッズを導入したいと思っているのだろうか。防犯グッズを利用している人では「防犯窓(強化ガラス)」が34.7%でトップ。以下、「防犯フィルム」(29.7%)、「センサーアラーム」(27.1%)、「防犯カメラ(本物)」(25.4%)が続いた。

 防犯グッズを利用していない人では「補助鍵」が35.7%でトップ。以下、「カメラ付きドアホン」(25.3%)、「センサーライト」(24.2%)、「防犯窓(強化ガラス)」(20.3%)、「防犯アラーム」(19.2%)が続いた。

 インターネットによる調査で、対象は20代~50代で世帯年収800万円以上の男女300人。調査時期は11月25日から26日。


~アイピー総研編集部より~

年収800万円ってどれくらいの家庭のイメージなのだろうか~~そんな関係のない事を読みながら考えてしまった。イカンイカンっ

福岡県警早良署は9日、福岡ソフトバンクホークスの必勝を祈願して福岡市早良区の西新商店街に建立されている「勝鷹(かつたか)水神」のさい銭箱を盗んだとして、窃盗容疑で住所不定の無職男(20)を逮捕した。同商店街が10月初めに設置したばかりの防犯カメラに、さい銭箱を運ぶ男が写っており、逮捕につながった。

 逮捕容疑は7日午前3時すぎ、勝鷹水神の木製のさい銭箱(8万円相当、重さ約7キロ)を盗んだ疑い。中には約1万円が入っていた。

 同署によると、男は6日、近くの西新交番に「お金がないので親に連絡したい」と電話を借りに訪れ、自分の名前や携帯電話番号を伝えていた。防犯カメラに写った犯人と男の服装などが似ていたことから、同署が男の携帯電話に連絡。盗んだことを認め、同区城西の駐車場からさい銭箱が見つかった。発見場所は男が供述したという。

 防犯カメラは、犯罪抑止のため同商店街が8台を設置。西新商店街連合会の鳥巣勲会長(59)は「さっそく事件解決に効果を発揮し、安心安全な街づくりにつながる」と話した。

=2010/11/10付 西日本新聞朝刊=


~アイピー総研編集部より~

今警察の捜査ではまずはじめに近隣の道路やマンションの監視カメラ画像をチェックするようです。プライバシーなどで色々と問題もある監視カメラですがこのように犯人逮捕に直結するものであるのは間違いない事がこの案件で証明されたと思います。

「侵入窃盗の場所別発生状況は、戸建住宅が全体の20%以上を占め、最も発生割合が高くなっています。

窃盗犯にとって侵入しやすい家とは「捕まるリスクが少なく、できるだけ簡単に侵入できる家」です。

具体的には・・・

1.通りから奥まった人の目につきにくい場所に建っている。

隣家や通行人などに犯行を目撃される可能性が低く、通報される恐れがないと思われやすいです。

2.外壁の外から家の中が見通せない。

敷地の塀が高いと犯行が外から見えないため、侵入されやすくなります。

3.外灯や門灯が暗かったり、電球が切れている。

周囲が暗く、見通しが悪い場所では犯行が行いやすく、また切れた電球をそのままにしていたり、敷地内が整理整頓されてない家は、防犯対策がされていない家と思われやすくなります。

4.道路や隣家との敷地境界線が不明確。

侵入者と通行人・隣人の区別がつきにくい為、不審者が立ち入りやすくなります。

5.エアコンの室外機やガレージの屋根、電柱などが窓やベランダに上がる足場がある。

2階は1階よりも無防備な場合も多く、鍵がかかっていなかったり、1階よりも防犯設備が不十分な家が多いからです。特にベランダからの侵入窃盗被害は多く、侵入口として狙われやすい場所です。

人目につきにくく簡単に入り込めると言う点がポイントになっています。実際、泥棒は侵入に5分以上掛かってしまう場合は、侵入をあきらめる傾向があります。


~アイピー総研編集部より~

こういうデータはあくまで傾向・・・・・・泥棒も日々そのへんは考えていると思うので油断はできませんよね。

尖閣諸島沖の中国漁船衝突を撮影したビデオ映像が流出した事件で、画像が投稿されたとみられる神戸市内のインターネットカフェの防犯カメラに、第5管区海上保安本部(神戸市)の男性海上保安官(43)と似た人物が投稿された4日に映っていたことが11日、捜査関係者への取材でわかった。警視庁捜査1課は海上保安官かどうか特定を進めるとともに、同日中に保安官の職場や自宅などを家宅捜索し、裏づけを急ぐ方針だ。

同課は同日、合同捜査本部を設置している沖縄県にも捜査員を派遣し、漁船衝突の映像の流出経路を調べる。

捜査関係者によると、動画投稿サイト「ユーチューブ」を運営するグーグルから押収した通信記録から、4日に投稿されたビデオ映像の発信元は神戸市内のネットカフェのパソコンと判明。捜査1課が同店設置された防犯カメラのビデオを調べたところ、海上保安官に似た男性が映っていたという。海上保安官は同日、公休日だったという。

また海上保安官が10日に同課などの聴取を受けた際、海上保安庁がビデオ映像の管理を厳重にするまでは「自分の部署でも映像を見ることができた」などと説明していることも判明した。

海保関係者によると、海保内ではアクセス権の制限はあるものの。庁内ネットワークのデータ共有システムを映像の受け渡しに使うことがあり、他の管区でも映像を見ることができた可能性があった。また石垣海上保安部(沖縄県石垣市)では10月18日にDVDなどの形で金庫に保管するまでの間、担当者以外でもパソコンにパスワードを入力すれば閲覧したり、外部記憶媒体に取り込んだりできる状況だった。

捜査1課と東京地検は、ネットカフェのパソコン利用記録を解析するなどして、海上保安官の説明の裏づけ捜査を進めるとともに、映像を流出させた動機面についても慎重に調べを進めている。

11.11日本経済新聞


~アイピー総研編集部より~

今はどこのネットカフェにも監視カメラはついていますね。ホンマ悪い事はできまへんな~~(笑)  あと・・・・・個人的に「どうやって流出したか」と同じくらい「あの事件の真相解明と中国への対応」に力を注いでほしいなと。。。。


 三重県伊賀市は、生活保護の申請を受け付ける厚生保護課と収税課の窓口などで、市民とのトラブル防止のため防犯カメラを設置する運用を始めた。設置の表示はしているが、専門家は「市役所が市民を一方的に管理する場所になってしまう」と指摘している。

 同市が厚生保護課に初めてカメラ4台を設置したのは昨年11月。生活保護の申請相談を受け付ける面接室や、窓口、廊下などにあり、映像は課長席脇のモニターに映し出され、録音もする。面接室の場合、高さ約2メートル20センチの壁にあり、「防犯カメラ作動中」と掲示されている。

 橋本浩三課長は「飲酒をして相談に来たり、威圧したりする事例が多かったが、設置後は減った」と話す。

 収税課では4月、滞納した市税の納付方法をめぐり、男性が職員にこぶしを振り上げるしぐさを見せたため、警察に通報。ほかにも、徴税方法への不満から窓口付近から動こうとしない男性もいて、6月にカメラを設置した。

 市の要綱では、記録の保管は14日以内。トラブルによっては保存したうえで捜査機関に提供することもあるとしているが、今のところ提供したケースはないという。

 内保博仁市長は「多くのまじめな市民の映像を記録していることは好ましいとは言えないが、職員の身に危険が及ぶ可能性があると判断し、設置している」と話した。

 ただ、厚生保護課の面接室で市民に立ち会ったことがある共産党市議は「カメラには気がつかなかった」と話す。19日には、同党伊賀市委員会など関係5団体などが「人権を侵しかねない」としてカメラの撤去などを求める要望書を内保市長に提出した。

 著書「安心のファシズム」で監視カメラの問題を指摘しているジャーナリストの斎藤貴男さんは「生活保護の申請や収税という特定の場に防犯カメラを設置すれば、『権力による管理』という防犯カメラの性格が際だつ。複数の職員で対応したり、同意を得た上でやりとりを録音すれば対応できるのではないか」と話した。写真:防犯カメラ(中央上)は収税課の窓口などを撮影、映像は記録される=三重県伊賀市役所

朝日新聞

~アイピー総研編集部より~

以前タクシーに乗車した時に運転手さんに聞いたのだが「この時代ヤクザを乗せるより酔っ払ったサラリーマンを乗せる方が怖いし嫌だ」と。倫理や道徳はどこへいったのだろうか。防犯カメラはレンズをとおして社会の「悲しい部分」を写し出しているのかもしれませんね。

痴漢犯罪防止キャンペーンでビラを配る女子高生=2010年9月、埼玉県・大宮駅



防犯カメラ設置の是非などで話題になっている電車内の痴漢対策。被害を最も受けやすいとされる女子高生に身を守るコツを教え、防犯意識を高める動きが活発化してきた。被害者が大声を出し、周囲が協力するのが痴漢摘発の早道だが、勇気を振り絞った被害者を手助けできるか。大人の姿勢も問われている。
 今年6月。埼玉県警鉄道警察隊が県内の高校で開いた防犯授業の直後、1年生の女子が友人に付き添われ「昨日の夜、痴漢されました」と申し出た。被害者の大半が泣き寝入りする中「犯人逮捕に協力を」との県警の要請に応えた行動だった。
 現場は東京と埼玉をつなぐJR埼京線の車内。首都圏の鉄道でも特に痴漢被害が多いとされる。
 30代とみられる男3人が、たまたま乗客のトラブルがあった車両から生徒を救うふりをして別の車両のドア付近に誘導、囲むようにして下半身などを触ったという。被害者を逃げにくくして犯行に及ぶ、こうした悪質な事例も出てきている。
 乗換駅でやっと振り切ったという生徒は「痴漢と気付いた後も怖くて声が出せなかった」と話した。制服で電車やバスに乗る女子高生は標的になりやすく、今年の春と秋の取り締まり強化期間に摘発された首都圏の痴漢事件の被害者は、高校生が3割超で最多だった。
 埼玉県警の加藤雅子警部補は「黙っていると痴漢行為はエスカレートする」と撃退法を伝授する。例えば相手の指を1本つかみ、手の甲側にぐいっと折り曲げる。腕力がない女性でも相手を逃がさず、強いダメージを与えられる。その指を持ち上げ、相手の顔を確認するのも冤罪防止には大切だ。「そこで周囲に『一緒に駅員さんのところまでお願いします』と協力を求めて」と加藤さん。
 「私たちは痴漢を許しません!」。今年9月、埼玉県大宮駅。痴漢犯罪防止キャンペーン式典で一日鉄道警察隊長を務めた埼玉栄高3年の横手なつきさん(18)は、はっきり宣言した。女子高生が運動の前面に立つのは今年から。「被害者の心の傷はずっと残る。私たちは闘います」と強調した。
 ただ彼女たちには「声を上げても孤立するのでは」との不安も強いという。警察庁が今年8月にインターネットで実施した意識調査では、痴漢を目撃した男性の45%が何も行動しなかった。一方、通報せずに泣き寝入りした被害女性は89%。
 警察は埼京線の一部に導入された防犯カメラの広がりを期待するが、費用負担のほかプライバシー問題も絡み、設置はなかなか進まない。
 過去に痴漢の冤罪事件を担当し、痴漢行為への社会の無関心を痛感したという大阪の長野真一郎弁護士は「警察や鉄道会社が対策に前向きに取り組み、被害を察知した人が『どうしたの』と声を掛けるだけで、社会は痴漢を許さないという意思表示になるし、冤罪防止にもつながる」と話す。  ・・・河北新聞社より・・・

~アイピー総研編集部より~

この記事を読んだあとに部内の男性3人で「もし痴漢現場を目撃したらどうする?」・・・確実に手助けする 1名・自分の時間と状況により手助けするかもしれない 2名 という結果でした。冤罪などもからんでくると余計に助けづらいのかもしれませんね。