6日午前11時ごろ、大阪市住吉区庭井に住む無職の女性(83)方前の路上で、女性が自宅に入ろうとしたところ、現金約100万円入りの手提げバッグを後ろから近づいてきた自転車に乗った男にひったくられました。
自転車は東方向に逃走し、住吉署が窃盗事件として捜査しています。
同署によると、男は25歳ぐらいで、グレーの上着とズボン、帽子を着用していました。
女性は住吉区内の銀行で生活費とエアコンの購入費として100万円を引き出し、帰宅したところでした。
<産経新聞 10月6日(水)14時20分配信より>
イギリスのように防犯カメラ天国になれば、このような白昼堂々行われるひったくり被害などは激減するかもしれません。
常に防犯カメラで監視されている状況で、犯行を行うにはリスクがあります。
変装やナンバープレートを隠すなど犯罪者側にも工夫が必要となります。
その工夫に必要な労力を考えると、犯行の成功率、成果、自らが捕まるリスクを考えると犯行自体を断念する可能性があります。
そうなるとその犯罪数自体が減少するでしょう。
イギリスのように防犯カメラの設置が日本で増えるのはまだ当分先のことだと思いますが、少なくとも金融機関の付近には防犯カメラを設置してもらいたいです。
というのも、今回の事件の被害者のように金融機関でお金を引き出した直後、それを待ち構えていた犯罪者に強奪される事件が発生しているからです。
これは金融機関の駐車場も同様です。
建物内はATM付近を含めて防犯カメラが完備され、夜間は侵入者対策用の防犯センサーも設置されています。
強盗用のアレストボールも置いているところが多く、建物内の防犯対策は充実しています。
しかし、一歩外に出ると全くの無警戒というところが多いのが現状です。
犯罪者側も建物内での窃盗・強盗は防犯カメラに映るからまずいと考えるでしょう。
となると、外に出てくるのを待っていればリスクが激減します。
このような隙や矛盾点は見逃しません。
それらを少しでもなくし、犯罪者が環境を行いにくいと感じるような対策こそが効果的です。
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