防犯カメラで夜間撮影 夜間に車のナンバープレートを確認したい

防犯カメラを設置したが、夜間の映像を確認したら日中は車のナンバーがきれいに映っていたのに、夜間になると見えにくい・・・何てことも起こりえます。そこで、夜間でも車のナンバーを撮影する方法をご紹介します。

夜間のナンバープレート

夜間車のナンバーが見えない理由

高解像度のカメラが標準になってきた為、日中は車のナンバーが綺麗に撮影できているのに、夜間はまるっきり見えない。なんて声をよく聞きます。それには、画質ではない理由があるからです。

その原因は「ハレーション」にあるからです。夜間の車はヘッドライト、テールランプを照らしています。その車のライトがカメラ映像に影響与えてしまっているのです。

対策について

夜間に車両ナンバーが見えづらい理由は、ヘッドライトのハレーションによる白とびが原因です。しかし、犯罪は夜に起こることが多いのに車のナンバーが見えないのはどうなの?どうにかならないの⁉と思いますよね?そこで、次のような対策をご紹介します。

可視光カットフィルター付き車撮影用カメラ

ライトのハレーションの影響を受けなければ、夜間でも車両ナンバーを撮影できます。そこで有効なのが可視光カットフィルターを搭載した車番撮影用カメラです。可視光をカットすれば雨の中や水溜りの近くでハレーションによる白トビが起きても影響を受けずに文字をくっきりと撮影できます。

周囲を明るくし、ナンバープレート付近に画角を合わせる

特殊なカメラを使用する他には、駐車場など出入りの場所が絞られる現場に限りますが、周囲の照度を明るくし画角を狭めて撮影する方法があります。

夜間に車のナンバープレートを確認したい まとめ

通常夜間に車のナンバーを綺麗に撮影するのは難しいですが、特殊な機器を選定したり、設置環境を整えてあげることで可能になります。夜間の車のナンバーの撮影を希望される際は、経験豊富な専門業者にお問合せ下さい。

記事執筆:セキュリティ総研 防犯ブログ編集部

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