農作物の盗難被害対策

防犯カメラの運用と活用

農作物の盗難被害対策

近年、農作物の盗難被害が全国各地で起きています。

丹精込めて育てた農作物が収穫前に大量に盗まれたり、農耕機などが盗まれたりすると、農家さんにとっては死活問題になりかねません。

そこで、被害にあわない為の対策についてご説明したいと思います。

盗難被害について

農林水産省がまとめた『農作物の盗難の実態と対応策』のデータをもとに記載致します。

          ⇒https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/engei/attach/pdf/tounan-1.pdf

被害の場所は、圃場(ほじょう:農作物を栽培するための場所、水田や農地などを包括する言葉)が最多の48%と半数近くにものぼります。容易に入りやすいのが原因と考えられます。次が7%でビニールハウスとなります。

また、40%が未解決で解決済はわずか11%しかありません。防犯カメラなどの証拠がないと解決につなげることは難しいのでしょう。 そこで、農家さんが出来る被害を最小限に抑える対策についてご説明していきたいと思います。

見回りによる対策

地域の生産者や警察と連携してパトロールを実施することにより、抑止に繋がります。

不審者や不審車両を見かけた際は速やかに警察へ通報してください。

犯罪者は、人目につくことを嫌がる為パトロールは効果的です。

防犯カメラによる対策

実際被害にあってしまった場合、映像などの証拠がないと解決につなげる事は難しいです。

また、防犯カメラも抑止に繋がる為、設置した際は看板等でしっかりアピールしましょう。

しかし、広大な農地にカメラを設置するのは、台数も必要になる為多大な費用がかかります。

そこで、敷地をフェンスで囲むなどの対策と合わせて設置することをお勧めします。

フェンスで囲うことにより侵入経路が限定されるため、カメラの台数も抑えることが可能です。

センサー機器による対策

防犯カメラと合わせて設置してほしい機器としてセンサーがあります。

センサーは通信機器と接続することによって、侵入被害の際にメール等で通知することが可能になります。

また、センサーが反応すれば音や光で犯人を威嚇することもできます。

まとめ

盗難被害は、農家の方々の死活問題になりかねます。
上記の対策以外にも、防犯意識を高め施錠の徹底や、不審者、不審車両に対する情報共有等が必要になります。
防犯対策については、防犯対策相談室Laboへぜひお問合せ下さい。農園に最適な防犯システムをご提案します。

電源やインターネットがなくても設置可能、さらにAI機能で侵入者を検知、スマホで確認!
農場や農園におすすめのカメラ
『ソーラーパネル一体型4G搭載カメラ』はこちらをご覧ください

記事執筆:株式会社アイピー総研 防犯対策相談室Labo編集部