カメラで解決!若者世代に多い賃貸物件入居トラブル
賃貸マンション、アパートのオーナー様。一人暮らしを始めた学生さんや新社会人の方々が入居されてから、住民トラブルにお困りではありませんか?マナーを守らない入居者がいると住民トラブルが発生しやすくなります。迷惑行為の解決方法や防止方法についてご紹介します。
若者世代に多い賃貸物件での契約違反
単身者用物件に複数人で同居をする
新生活を始めるうちに契約者以外の同居人が増えた、無許可で同居人を居住させているという同居に関する契約違反は若い世代でよくあるトラブルです。部屋を契約した時は1人だったのが、友達とルームシェアを始めた、彼氏や彼女と一緒に住み始めたなどいつのまにか同居人が増えていることがあります。
単身者物件での同居で最も多いトラブルは騒音問題
いくら当人が気を付けていても会話が増えて足音が2倍になると周囲に迷惑がかかるのは明らかです。単身者物件は1人で住むことを前提に建てられているため、ちょっとした音が目立ちやすくなります。ドアを開け閉めする時のバタンと響く音、カーテンや網戸を引く音、テレビの音など一般的な生活音が騒音になり周囲の人は悩まされます。また騒音だけではなく、複数人で使用することで物件の設備が傷みやすくなります。
ペット禁止物件の室内で犬や猫を飼う
賃貸貸物件の多くは、周囲に迷惑がかかることからペットの飼育が禁止されているのではないでしょうか?そばにいる時は注意を払っていても、部屋で留守番をする犬が吠えるなど、飼い主が見ていない時の行動が隣人トラブルに発展しやすくなります。
ペットの飼育によって起きやすい問題
- ペットの鳴き声、無駄吠えが騒音になる
- ペットの排泄物などの匂いがする
- 建物が傷つく
- 共有スペースが汚れる
- 噛みつくなどで人にケガをさせてしまう
若者世代に多い賃貸物件での迷惑行為
ゴミ出しルールを守らない
賃貸物件のトラブルで管理会社やオーナー様を悩ませることが多いのが、ゴミ問題です。ゴミを出す指定日を守らない、分別ルールを守らない、夜中に捨てられたゴミをカラスが荒らすなどゴミのルールを守らない居住者が増えると、これぐらい捨てても大丈夫と捨てる人がどんどん増えてゴミ置場の衛生状態はとたんに悪くなります。また、有料ゴミや粗大ゴミをゴミ置場に放置するなどの不法投棄は、ゴミの処分に労力と費用がかかるリスクが発生します。
アパートやマンションで発生するごみ問題
- ゴミの指定日を守らない
- 分別のルールを守らない
- 通行人によるゴミのポイ捨て
- 粗大ゴミの不法投棄
部屋に友人を呼んで大騒ぎをする
特に学生さんの居住者に多い迷惑行為は、部屋に仲間が大勢集まって、大音量でオンラインゲームをしながら大声で騒いだり、深夜から早朝までおしゃべりで盛り上がることです。騒いでいる当人は周りにどれだけ音が漏れていても一向におかまいなしで騒ぎ続けます。週末の土曜日の夜から日曜日の朝まで騒がれると、休日を静かに過ごしたい周囲の隣人にとっては大迷惑な行為です。
放置自転車と迷惑駐輪
物件の敷地内に駐輪スペースが無いと路上に自転車が放置されることがあります。道路に停めることは車や歩行者のじゃまになるだけではなく、路上に置かれたものは放置自転車として撤去されることがあります。その他、駐輪場があっても駐輪スペースが狭く自転車をギュウギュウに押し詰めなければいけない場合は、問題に発展しやすくなります。特にマウンテンバイクなどサイズが大きい自転車の所有者がいると周囲の自転車が出し入れしづらくなり、駐輪マナーの注意が必要になります。
住民トラブルが発覚する経緯
居住者が起こす隣人トラブルは、どのように発覚されることが多いのでしょうか?学生さんの場合や社会人の場合など居住者の状況によって、管理会社やオーナー様は対応を求められます。
入居者トラブルを通報するのは誰?
- 被害者が学生の場合は、保護者から迷惑行為の連絡を受ける
- 社会人の場合は、同じ物件に住む入居者から管理会社に通報される
- 放置自転車などは、乗物が増えることでトラブルが発覚する
防犯カメラの証拠映像でトラブルを早期解決!
学生さんが居住者の場合、親御さんは離れた場所に住んでいるので、実際の状況を知ることができません。隣人の行為に困っているという我が子の訴えでトラブルの状況を推測しがちです。そこで管理会社やオーナー様にとって事実確認をすることがとても重要になるのですが、証拠がないと憶測でしか判断することができず曖昧な解答になり、解決まで長い時間と労力がかかります。少しでも早く効率的に解決するには、いつ、だれが、どこで、どんなトラブルを起こしているのか証拠映像から状況を把握し、該当者を特定することが最も効果的です。
また、夜遅くに友人が出入りする部屋や、ゴミのマナーを守らない居住者には、証拠映像を該当者に見せて勧告することで、大抵のマナーは改善されます。ただし、粗大ゴミが置かれているなどの不法投棄については、入居者から通報されない場合があり、誰からも連絡がない限りオーナー様が知ることなくゴミが放置されてしまう可能性が発生します。
トラブル発覚に効果的なカメラの設置場所4ヶ所!
- 部屋へ出入する様子の確認は、部屋のドア通路に設置
- 2階の出入や粗大ゴミが置かれやすい階段下は、階段部分に設置
- ゴミマナーの確認は、ゴミ置場に設置
- 自転車やバイクの確認は、駐輪場に設置
管理会社様、オーナー様。住民トラブルにお困りであれば、有効な解決手段は防犯カメラの設置です。カメラを設置することで迷惑行為や犯罪を抑止できるため、未然に防ぐことにも役立ちます。カメラの種類や運用方法などご要望やご質問がありましたら、ぜひ防犯対策相談室Laboへお問合せください。セキュリティの専門家防犯設備士がお客様の疑問やご要望にお答えします!
記事執筆:株式会社アイピー総研 防犯対策相談室Labo編集部