本日は、分譲マンション様に導入させていただいた案件を紹介させていただきます。
こちらの分譲マンション様では、防犯カメラの更新で複数の業者様に問合せをされており、その中の1社として弊社も現地の確認等を行い、御見積りをご提出させていただきました。
最終的に弊社と他社様の2社が残り、組合様のご決断で弊社が入替をさせていただきました。
私としても、一番悩んだのがEV前に取り付けられたモニターの入替です。
竣工当時から設置されていたEV前のモニターです。
こちらのモニターには、EV内のカメラ映像が映るようになっておりましたが、昔のモニターの為、HDMI入力の口などなくアナログのRCAのみでした。
入替を行うカメラは200万画素対応カメラの為、RCAではデジタル信号の映像が表示出来ません。
そのため、EV内のカメラを200万画素で撮影するには、EV前モニターをデジタル入力のあるモニターに変更する必要がありました。
ただ、こちらの分譲マンション様の場合、きれいにEV前モニターが設置されている為、そのままデジタル入力のあるモニターを取り付けるのは外観上、厳しい部分がありました。
専用カバーを取付ける選択もありましたが、基本的に専用カバーはモニターと一体型で販売の為、値が張ります。
それに、EV内カメラの配線がどのようにモニターと録画機へ分配されているのか不明(配線等は壁の中)な為、正直外観をキレイにしたままモニターに200万画素のカメラ映像を表示させるのはとても難しい問題でした。
最終的に理事会に出席しご説明をさせていただき、金額面と外観面の問題でEV内映像はアナログ映像をそのまま表示させることで落ち着きました。
今後、リプレイスが増えていく中、このような問題はたくさん増えてくるだろうと考えております。
弊社では、将来を見越した機器の選定も行っておりますので、一度ご相談いただけたらと思います。