Dauha製品「イチオシ商品フェア2021」イベントレポート

Dauha製品の最新機器が勢ぞろい、
「イチオシ商品フェア2021」が開催されました。
AI機能搭載同軸録画機 XVRレコーダーが近日リリース!

イベント概要

開催日時:2021年4月16日(金)13時~17時
会場:AP品川8F
主催:三星ダイヤモンド工業株式会社
今回のイベントでは、AI機能搭載カメラと録画機が並び、最新技術が実演されました。
紹介された製品は、転倒検知カメラ、フルカラーカメラ、滞留検知カメラ、AIレコーダー、検温システムです。
中でもイチオシ商品は、「転倒検知カメラ」と「滞留検知カメラ」で、
転倒検知カメラのデモンストレーションでは、転倒した瞬間をカメラが捉える様子をはっきりと確認できました。

転倒検知機能

AI機能搭載カメラが3Dレンズを通して撮影人物とカメラの距離を認識することで、
転倒、人の接近など様々な人物の行動が検出することができます。
デモンストレーションでは、カメラが人物の転倒を検出する様子が紹介されました。
通常2秒以倒れている状態が続くと「転倒」と検知します。
倒れている状態の秒数は指定でき、状態の傾きも検知可能です。
転倒が検知されると、パトランプを点灯させて周囲に危険を知らせます。
インターネット回線を介せば、管理者のスマートフォンなどにメールを送信することが可能です。

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入退室カウント機能

AIフィッシュアイカメラが指定したエリアにいる人数を計測する「入退室カウント機能」。
AIカメラがエリア内の入退室者をリアルタイムでカウントし、監視用画面に履歴を表示。
利用者のためのグラフィック表示モニターでは、信号機の赤・黄・青の3色で入室可能状況が人目でわかります。
指定した人数に近づくとモニター上の信号機が黄色に変わり、指定人数を超えると信号機が赤色で警告します。
退出者により指定内の人数におさまると信号機が青に変わり安全を伝えます。

会場では実際にカウントされるエリアが指定され、エリア内の人の出入りにより
モニターの信号機が黄色から赤色に変化する様子をリアルタイムで見ることができました。

フルカラーカメラ

大口後継レンズ搭載カメラにより、真っ暗な暗闇でのカラー撮影が可能。
従来の赤外線カメラより鮮明に色がわかるので、映像の詳細を確認できます。
カメラには白色LED照明が付いて、暗くなると自動的に点灯し周囲を明るく照らすのでより安心。
照明付きカメラとして利用でき、住宅街の街灯に相当する3luxの明るさで4m先まで照らします。
点灯したライトはオレンジ色に近い柔らかい灯りなので、暗い場所でもほっと安心できそうでした。

検温システム

顔検出と体表面温度測定が同時にできる人体検温ソリューション
多くの人の体温を高速で同時に検知できるシステムです。
カメラに顔をかざすことにより、入室者の顔認証と体温測定を同時に行います。
施設の入口などで異常発熱がある人物を選別できます。

AI機能搭載同軸録画機 XVRレコーダーが近日リリース!!

これまでは、AI機能搭載システムはネットワークカメラやネットワーク録画機に限られていました。
アナログ機器のユーザーにとって、AIシステムの導入には、配線工事が避けられないハードルでした。
しかしこの度、同軸ケーブルで使用できる「AI機能搭載XVRレコーダ」が新登場!!!
同軸録画機でありながら、ネットワークカメラ同様「顔認証機能」と「境界保護機能」が可能になりました!
高解像度4Kカメラも接続できます。

顔認証機能は、性別、年齢、眼鏡など属性条件で顔を検索することができ、
録画データと照合することが可能です。
境界保護システムは指定する境界線越しに人と車両の侵入を検知することができます。
境界線を越えた侵入者や進入車両を検知すると、パトライトやブザーで周囲に警告します。
イベントでは、発売前の商品が展示され、
顔認証の機能をデモ機で見ると、検出された顔がモニターに映る様子はネットワークカメラと同様でした。
同軸配線ユーザーにとって、配線工事不要でAIシステムを導入できる新しいチャンスが広がります!
低コストでAIシステムを導入できる朗報です!
この商品は、近日発売予定。

AI機能搭載XVR.jpg

イベントに参加して

今回のイベントでは、AI機能が搭載されたカメラのデモンストレーションを間近に見ることができ、
AI機能を現場でどう応用できるか、具体的な活用方法を知ることができました。
特に顔認証機能や転倒検知機能は、老人ホームでニーズが高いそうです。
AI機能がより安全な暮らしを支える手段になることを実感しました。