モニター映像を出入口で見せることで、防犯対策を侵入者へアピール
コインパーキングの入口に、監視カメラのモニターが設置されているシステムを目にしました。モニターには4台分のカメラ映像が表示されていて、敷地内に駐車されている様子がはっきりとわかります。
防犯対策をアピールすることで犯罪の抑止効果があると一般的に考えられていますが、ステッカーなどで防犯カメラが設置されていることをアピールするだけでは、防犯カメラによる抑止力は十分ではありません。こちらのシステムを見て、リアルな映像で防犯カメラの存在を最大限にアピールすることで、抑止効果をぐっと高めていると思いました。
モニターを出入口に設置する抑止効果
- リアルタイムの映像を見せることで、監視カメラがダミーカメラでないことをアピール
- 多方面の画角を見せることで、敷地内全体を常に監視していることをアピール
モニターは自動販売機よりも高い位置に設置されているため、モニターの映像が目に入るのは道路を歩く通行人だと思います。つまり、コインパーキングへ入る車を運転するドライバーへ見せているのではなく、駐車場へ入ろうとする侵入者へアピールしていると推測されます。
屋外監視カメラで犯罪を抑止
防犯カメラの犯罪抑止力は、いかに犯罪を起こしにくい環境を作るかが重要なポイントです。システムを効果的にアピールすることで防犯意識が高まり、結果的に抑止効果が高まります。
こちらの記事でご紹介したコインパーキングのシステムは、伝え方にリアリティがあり、人の目に訴える力があると思いました。このように、防犯システムをいかに効果的に使うかで抑止効果が変わってきます。
屋外防犯システムなら、セキュリティ総研におまかせください
駐車場、資材置場、工事現場など屋外の監視システムはさまざまな分野で必要とされています。
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記事執筆:セキュリティ総研 防犯ブログ編集部