大阪府マンション エレベーター内防犯カメラ取替工事

背景

今回ご紹介するのはエレベーター内のカメラの取替工事です。既に付いているカメラが古くなり映らなくなったので、新しいカメラに交換するだけのとても簡単な作業ですが、思わぬ落とし穴がありました。

システム内容

通常の防犯カメラシステムは、カメラに電源を送る電源線と、映像を送る映像線の2つの線が出ています。その内の映像線が録画機に入り、モニターで映像を確認できるようになっています。

ところが、今回のカメラは9pin線と呼ばれるタイプの線を使用していました。それだけなら9pin線↔映像線の変換作業をするだけでいいのですが、困った事にEV内の動力パイプ内を這って配線されており、その動力パイプ内で映像線に変換されていました。

他にも色々と問題点がありましたが、あまりにも専門的になるので、省かせて頂きます。要約すると、現在のシステムとは全く違う線、工事方法で施工されていました。ちなみに、録画機は現在のシステムと同じ仕様でした。

一昔前の、まだ防犯カメラの規格もはっきりと決まっていなかった時代のカメラです。よりによってEV内にそのカメラがありました。多々あるケースではありませんが、絶対にないと言い切れる事例でもないです。

最後に

防犯カメラが世に浸透してから幾年月が経ち、そろそろ取替が頻出する時期に入ってきています。弊社でも古くなったカメラの取替依頼が頻繁に来ております。ただ、今回の様に私達プロが見ても対応に困る事例が起こりうるので、もしご覧になられている方で、取替を希望されている方がいらっしゃいましたら、その場合は是非ご相談ください。