今回は、小中学校20校に防犯カメラ設置の工事をご紹介します。
小学校で思い出すのは、最近ニュースになっている新潟市の女児殺害事件ですね。
このようなとても悲しい事件を受けて、市の教育委員会は、小学校がある市内のそれぞれの地域で子どもの登下校時の見守り活動の強化の為、保護者やお年寄りなどが「子ども見守り隊」を結成し、登校時だけでなく下校時も含めて充実していく方針を固めたようです。
このような事件以前にも、小学校の登下校で通る一般道路に自治会の方が防犯カメラの設置を行い、地域防犯を強化しており、町に防犯カメラが設置されているのは今や当たり前になってきております。
町にカメラが多く設置され、監視社会と言われるようにもなってきておりますが、新潟市のような事件のことを考えると「見守りカメラ」という言い方がしっくりくるような感じもしますね。
さて、今回小中学校に設置させていただいた防犯カメラは、小学校内への不審者の侵入対策や、中学校に多い敷地外からの「盗撮」行為の監視が主な目的となります。
抑止効果を発揮する為、ドーム型カメラではなく、ガンタイプのバレット型カメラを選定しました。
設置場所は基本的に、学校の敷地内の出入り口です。次に問題が多い場所や、校内や体育館への出入り口などをきっちりと監視出来るように設置させていただきました。
今回は、地域防犯強化のお手伝いをさせていただき、とてもありがたく感じております。
町の犯罪全てを無くすことは出来ませんが、防犯カメラを設置したことにより、犯罪企図者に「ここはやめておこうと」思わせることが大事です。
犯罪を未然に防ぎ、防ぎきれなかった事件については、いつの何時にどこから入って、どの方向に出ていったかの映像をしっかりと残しておき事件の早期解決に協力していたけたらと思います。