導入のきっかけ
コンビニの新規出店に際しての防犯カメラ設置です。通常、コンビニを新規出店する際にはフランチャイズ元の推奨メーカーを導入します。但し絶対ではないんです。
各フランチャイズによって違いますが、指定メーカー以外はNGを出すところもあります。今回お話しをいただいたお客様が契約されるフランチャイズは「オーナー様の意志が最優先」そうおっしゃっており、弊社で提案、設置させていただきました。
新規出店するには何かと物入りになります。当然、防犯カメラの月々に掛かるコストは抑えたい。でも品質は落としたくない。そう悩んでいるオーナー様が弊社のHPをご覧になり、ご相談いただきました。
提案
カメラで全体の人の流れを抑え、店舗中央に設置した360°自由自在に動かせるカメラで見たい場所をピンポイントで注視できるシステムです。
レジ上に2台(ドーム型)、通路に3台(ボックス型)、入口外側に1台(高感度)、店舗中央に1台(PTZ)
《レジ上①》
金銭と商品のやり取りをする場を撮影する為、スタッフの手元とお客様が一度に見渡せる様に設置。
少しでも上からの画角を確保したい為、ドーム型にて提案しました。
《レジ上②》
レジ上のやり取りだけではなく、ホットスナックや肉まん等も映るように設置。「頼んだのに入ってなかった」そういったトラブルを避ける為、また実際にそういったクレームを受けた時にしっかりと証拠として確認できるように設置しました。
《通路A》
入ってきたお客様を1番最初に捉えれるように設置。本棚、トイレ、コスメグッズを映しています。コスメグッズは万引き被害も多いのできっちり撮影する必要があります。
ここの棚は窓に1番近いので、日中は西日が入り、通常のカメラでは写せません。なので逆光補正機能の付いたカメラを使用し、西日が挿す時間帯でもしっかりと撮影できるようになっております。
《通路B、C》
Bこちらもコスメグッズとともに万引きの多い文房具等を陳列している棚を監視。ペットボトル飲料も映るように設置しています。
Cお客様が一番通るであろうお弁当コーナーを重点的に監視。
《入口外側》
今回の店舗は駐車場が非常に大きいため、遠くまで見渡せ、夜間の映像が鮮明に描写できるカメラを使用。店舗からは完全に死角になる裏側の駐車場まで映ります。
《中央PTZカメラ》
1番の目玉 360°PTZカメラ。各カメラで店内の人の流れを把握し、気になる所をこのカメラで狙い打ちできます。事務所のモニター前だけではなく、外にいるときでもカメラを操作して不審人物を注視することが可能です。
動かせるカメラはさほど珍しくもありませんが、このカメラの凄い所はその旋回スピード、ズームの倍率の高さ、画像の美しさ、360度エンドレス回転など、すべての機能性が高いところです。
最後に
コンビニや小売店には防犯カメラが必要不可欠です。但し、マンションや駐車場に付けるのとは勝手が違います。マンションで通用したカメラがこういった店舗では全然使い物にならないといった事が往々にあります。
各物件にあった最適なシステムをご提案させて頂きますので、是非、新規店舗・リニューアルをご検討中の方、ご連絡をお待ちしております。