
季節も冬に近づき、まもなくスキーシーズンを迎えます。スノーボードやスキーなどのウィンタースポーツを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。ですが、スキー場では相変わらずスノーボードの盗難が多いようです。
★なぜ盗難が多い?
盗難が多い理由の一つとしては、SNSの普及によって、転売が容易になったことが考えられます。
自分で使用するためというよりは、換金するための転売目的がほどんどのようです。

盗難被害に遭わないことが一番良いのですが、スキー場では休憩やトイレなどの時に、どうしてもスノーボードから離れることがありますよね。
すぐ戻ってくるから、長時間離れるわけではないし、と鍵のかかる場所に保管することが面倒だと感じるその一瞬の隙を狙われて、盗難の被害に遭うことが多いようです。
★対策は?
万が一、盗難被害に遭った場合には、警察に被害届を提出することになります。その際に、メーカーやシリアル番号を聞かれるので、ぜひ、スノーボードの写真を撮っておくことをお勧めします。
スマホで写真を撮っておけば、被害届の対応もスムーズにいきますし、ネットで転売されているものを探す時にも役立ちます。
被害に遭わないことが第一ですが、万が一に備えて、自身でできることは備えておきましょう。
元刑事のシニア防犯アドバイザー 平内マモル
元刑事課の警部補として犯罪と対峙する現場で様々な事件捜査の指揮を行い29年間警察署内で活躍。
現在、シニア防犯アドバイザーとして株式会社アイピー総研に在籍中。犯罪・防犯に対する豊富な専門知識と経験を元に真の安心、安全をご提案いたします。
経歴
8年間地域警察に従事した後、21年間刑事課の警部補を歴任
主な実績
本部長表彰 所属長表彰
平成27年度 優良警察職員表彰受賞
令和2年度 優秀警察職員表彰受賞
座右の銘 沈着果断
