今回は多拠点の防犯カメラ映像を本社に集約して閲覧する、遠隔監視をご紹介します。
先日、関西地区に複数の工場をお持ちの社長から弊社に相談がありました。
その時工場では防犯カメラを何台か設置しているが、カメラの死角で工場に置いてある資材の盗難が相次いで発生している状況でした。
現在設置しているカメラも活かしつつ、新たに防犯カメラの増設を希望されていました。
まずは弊社の防犯設備士による現地確認と、現在の防犯カメラシステムを確認させて頂き、どのようなシステム導入が最適か社内で検討しました。
弊社は元々ネットワークを駆使した遠隔での防犯カメラの閲覧を得意としています。
今までの様々な経験・実績を元に、多拠点のカメラ映像を本社事務所のモニターで確認するシステムを提案させて頂きました。
もちろん、現在お使いの他社メーカーのカメラも対応できるシステムのご提案です。
今回ご提案させて頂いた遠隔閲覧システムの構成は下図のようになっており、カメラがつながっている録画機をインターネットに接続をしています。
そして本社にある弊社でご提案させて頂いたサーバーから、各拠点の録画機にアクセスしています。
各拠点の録画機にアクセスして集められたカメラ数十台の映像は、弊社ご提案の閲覧ソフトで1画面で映し出されます。
さらに今回ご提案させて頂いたカメラには、レンズを遠隔で360度動かせるカメラもあり、本社モニターから操作が可能です。
操作画面も視覚的で分かりやすく、社長にも気に入って頂きました。
また、現状工場では夜間に手動で照明を点灯させているが、忘れてしまったり人が不在の場合は点灯できないとのお話しもお伺いしましたので、遠隔スイッチ照明システムもご提案。
本社モニターから各拠点の照明スイッチのオン・オフができるように施工・設定を致しました。
上記ネットワークの設計からカメラの販売・設置、各種機器の設定まで、弊社で全て対応しました。
全ての工程で弊社が窓口になりますので、スピーディかつ総合的なご案内・対応が可能です。
工事は多拠点ありましたので合計1週間ほどかかりましたが、多拠点の数十台のカメラ映像を1つのモニターをご覧になった社長から「とても満足した」とのお言葉を頂きました。
工場の資材の盗難も無くなることを祈っています。