京都 資材置き場 アナログ・IP混合システムを導入

設置のきっかけ

この資材置き場は既に防犯カメラが11台設置されており、遠隔監視も可能になっていましたがカメラシステムを新たにしてほしいとの依頼。

既存のカメラシステムのままでは問題点がいくつかありました。まず、11台のカメラの中で数ヶ所映像が見れないところがあり、その箇所の映像を映すこと。遠隔対応している録画機を導入しているが、遠隔で過去の映像を確認できるシステムを組めていないこと。

そのほかにも既存のカメラでは広角で撮影することができず、問題が起こる度にカメラを増やして死角を補う、という対応をされていました。

提案

目的が業務管理とのことで、上下左右・ワイドズーム自由自在に操作可能なPTZカメラを選定。防犯面は既存のカメラで、業務管理はPTZカメラですみわけをしました。

PTZカメラは光学42倍ズームのため、広い敷地内でもしっかり全体把握することが可能です。また、録画機は遠隔でも録画映像を確認することが可能で、スマートフォンでも閲覧することが可能です。

既存のカメラシステムに別経路でネットワークカメラを接続。下記システム構成図のように、ネットワークカメラ(PTZカメラ)から録画機に同軸ケーブルを引き、またカメラ単体にもアクセスできるように社内ルーターまでLANケーブルを引っ張っています。

設置見取図

事務所側と右奥にPTZカメラを設置。右奥のカメラは業務管理が主な目的で、事務所側に設置したカメラは出入り口からの人や車の把握が目的となっています。

ただ動かせるカメラなので、動いている最中に何かあったら映っていない状況が出てくるかもしれません。その時のために、既存の固定カメラで写しの画史が無いようにカバーします。

最後に

今回導入したネットワークカメラですが、今後はカメラを介して現場の照明電源のオン/オフを操作することができます。上記はほんの一例にすぎませんが、ネットワークカメラに切り替えると、今までは現場でしか操作できなかったことが遠隔操作可能になります。

今回はカメラのみネットワークシステムを導入しましたが、今後は照明や録画機・機械警備もネットで管理出来るようになればますます便利になっていきます!!