防犯カメラの購入先として、安い機器を販売している通販サイトがネット上にあふれています。防犯カメラを買うならネット通販と専門業者のどちらを選べばいいか?メリット・デメリットを比較します。
ネット通販のメリットとデメリット
インターネットで検索すると様々なタイプの商品が販売されています。最近では工事が容易な無線タイプやネットにつなぐだけで使える簡単で便利なカメラが人気のようです。でも、「簡単・便利」が「簡単・粗悪」では困りませんか?時間がないとついつい飛びつきたくなるネット通販のメリットデメリットをご紹介します。
ネット通販のメリット
- 安価で格安製品が多い
- 比較サイトなどでスペックや価格を比較、検討できる
- 商品数が膨大
- 口コミやレビューで使用後の評価がわかる
ネット通販のデメリット
- 実物を見たり触れたりできないので、届くまで商品の実体がわからない
- 操作についてのサポートや、アフターメンテナンスの相談窓口が無い
- 情報は自分で探すのが基本。商品選びの相談ができず、アドバイスをもらえない
- 設置工事は他人を頼らず自分で行うか、工事業者を探さなければいけない
専門業者のメリットとデメリット
ネットで検索をすると、通販サイトの他にも防犯カメラの専門業者が多数見つかります。業務内容はそれぞれ自社製品を取り扱っていたり、自社で工事を行っていたりと製品とサービスはさまざまです。プロの仕上がりを望むなら専門業者を選ぶことになると思いますので、専門業者に依頼する場合のメリット、デメリットをお伝えします。
専門業者のメリット
- 使用機器について詳しく教えてもらえる。実物を確認できる
- サポート窓口がわかりやすく、アフターメンテナンスについて相談できる
- 営業マンが対応してくれるので安心、不明点をその場で解消できる
- 設置工事や機器の設定をプロにまかせられる
専門業者のデメリット
- 製品の価格が高価になりがち
- 製品やサービスについて他社と比較しづらい
- 選べる機器は、各業者の取り扱いメーカーに限られる
- 見積、契約、工事と設置までに工程が多く時間がかかる
通販サイトと専門業者、結局どっちがいいの?
購入先の選択は、「安さ・便利さ」を優先させるか、「安心・信頼」を求めるかによって決まるかと思います。例えば、カメラをインターネットにつなぐだけの置き型タイプの製品は、ネット回線やルーター機器のトラブルが起きると録画が停まってしまうリスクがあります。リスクがあっても手軽さの方が優先度が高く、ギリギリまで価格を抑えたい方は、デメリットを理解した上でネット通販が向いていると言えます。
一方、防犯カメラを長期間安定して利用したい方や、常に確実に録画したい方は、工事と設定をまかせられる専門業者に依頼することをおすすめします。
ネット通販と専門業者の違い まとめ
機器を安くネット通販で購入しても工事代が高くつくということもよくある話です。専門業者でも、多くの会社は無料で見積書を作成してくれます。まずは、お客様自身のご希望について専門業者に話を聞かれてはいかがでしょうか?用途や予算によって、どちらを選ぶか選択の判断材料にきっと役立つと思います。
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記事執筆:セキュリティ総研 防犯ブログ編集部
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