侵入するか、諦めるかの決めては「5分間」
不審者が侵入を試みる際に、「5分間」で犯行に及ぶか、諦めるかの決め手になると言われています。
ドアや窓から入り、金品を盗み出し、外に出るまでの時間は一般的に5分以内で完了する事例が多く、
犯人にとって5分という時間はとても重要な判断材料になるそうです。
侵入に5分以上かかる家は、7割が犯罪を諦める
犯罪者の心理では、場所や時間などで入りやすい家、入りにくい家を見分けます。
犯人は、侵入に手間取ることをとても嫌がるので、侵入を邪魔される家に対しては犯罪行為を諦めてその場を去ります。
5分経っても入れない家には7割の犯罪者が侵入を諦めるそうです。
不審者の侵入を防ぐ4大原則
- 目 人目につくのを嫌がる
- 音 警報音などの大きな音を嫌がる
- 光 明るく照らされるのを嫌がる
- 時間 侵入に5分以上かかるのを嫌がる
侵入を防ぐポイント「目」
人は監視されると犯罪をあきらめるので、防犯カメラを設置することは犯罪への抑止効果がぐっと高まります。 さらに「防犯カメラ作動中」など防犯ステッカーや外形が目立つカメラを設置することで防犯対策をアピールし、 常に監視の目が光っていることを強調することでより犯罪を防止することができます。 |
侵入を防ぐポイント「音」
犯行を試みようとする侵入者は、音にもとても敏感です。小さな音にもビクッと驚くことが予測できるので、周囲に響く大きな警告音であれば、なおさら警戒するでしょう。 音源は、ブザーの音や防犯ベルの他、警告メッセージで犯人を威嚇することで効果を発揮します。 |
侵入を防ぐポイント「光」
犯人は強い光を極端に嫌がるので、人を感知するとライトが点灯するセンサーライトを自宅周辺に取り付けることで防犯効果が期待できます。 理由は、周囲が急に明るくなることで、異常事態を近隣の家に周知する効果があること。 また、侵入者を強い光で照らすので犯罪を抑止し、犯罪の防止につながるためです。 さらに、暗く人通りが少ない場所を照らすことで、犯罪の下見を防ぐことにもつながります。 |
犯罪を防ぐポイント「時間」
犯罪を及ぶ手になるのは、侵入に「5分」以上かかるかどうかです。 ドアの鍵が開いていれば、1秒で入ることができ2分以内で窃盗を完了させることは可能です。 ドアに強度な鍵を付ける、窓ガラスに強化フィルムを貼るなど防犯設備を整えることは大切です。 加えてさらに重要なのは、「家を片付けておくこと。侵入の足場になる物を放置しないこと」。 泥棒が好む家は、散らかった片付いていない家です。足場になるものを置いておくことは、犯人の侵入を手助けしていることにつながります。 |
防犯設備、整理整頓で簡単に侵入できない家にすることが「5分」の決め手となるでしょう。
防犯カメラや威嚇システム、ホームセキュリティなどの機器はもちろんのこと、防犯対策の重要ポイントまでご心配なことがあればぜひご相談ください。弊社の防犯設備士と防犯アドバイザーが親身になってお応えします。
記事監修
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