洗濯物の放置は要注意!

コインランドリーは24時間営業で大量の洗濯物が乾燥までできて非常に便利な場所です。そんなコインランドリーで多く発生している犯罪が洗濯物が盗まれるという事件です。この手の犯人は常習性があって、捕まるまで何回も犯行を繰り返すのが特徴ですが、なぜ、そうなるのか原因は色々あげられます。
まず、被害者が警察に被害届を出しにくいという点があげられます。その理由は、面倒くさい、恥ずかしい、自分の勘違いかもしれないと思う、そもそも被害に気付かない、など理由は様々です。被害に気付かないというのは、洗濯物の中から1点、2点だけなくなっているので、被害に気付かない人もいるのです。

犯人は帽子やマスクで変装している
次にあげられるのが、防犯カメラに写っている犯人が誰なのかすぐには判明しないということです。最近のコインランドリーには防犯カメラが付いていますので、その映像を見れば犯人の犯行状況が記録されています。
しかし、犯人もカメラが回っていることを承知の上で犯行を行いますので、個人が特定されないように、帽子、マスク、眼鏡など対策をとっていることが多いのです。ですから、犯人の特定までに時間がかかることが多いのです。
盗難対策は終わった洗濯物を放置しないこと!
被害に遭わないためには自己防衛するのが一番です。被害に遭う状況としては、洗濯後に洗濯機の中やかごの中に放置したままにしている状態がほとんどです。犯人は洗濯中の洗濯機を止めてまでは物色はしません。ですから、終了予定時間の前には店舗に戻り、終了と同時に持ち帰ることが一番です。店内に貼られたご利用のお願いなどに”終了後は、洗濯物をすみやかに取り出してください”と書いてあることが多いので、後で取りに行けば良いいと思わないことが、被害を防ぐ一番の方法です。コインランドリー店での洗濯物の放置は十分注意しましょう。
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警察官歴8年、刑事歴21年のシニア 防犯アドバイザーが情報発信!
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