エレベーター内は犯罪が起きやすい密室空間
近年、エレベーター内の防犯カメラの設置が多くなってきています。密閉空間の中での喧嘩、器物損壊やわいせつ行為などの犯罪を抑止することに効果があることは言うまでもありません。カメラがあることにより、心理的に犯罪を起こさせないようにするのです。
しかし、お酒を提供する飲食店ビルなどでは、酒に酔った客が理性を失い、物を壊したり、喧嘩をしたり、わいせつ行為をすることがあります。お酒の影響で理性を失った方はカメラの存在など気にせずに、犯罪行為をすることがあるのです。
酔った勢いで器物破損
最近も飲食店ビルのエレベーター内部の緊急連絡用のスピーカーが凹まされるという事件が起きました。
このエレベーター内部には当社が設置した防犯カメラが付いていましたので、過去の映像を振り返り、すぐに犯人は特定されました。映っていた犯人はお酒を飲んで酔っ払った若い男性でした。狭い空間に設置されたカメラですので、人物の特定などは容易にできます。
災害時にも効果を発揮!
防犯カメラは、災害時にも効果を発揮します。エレベーター内の閉じ込めじなど、内部の映像があることにより状況把握が瞬時にできるのです。緊急時は迷わずエレベーター内の非常ボタンを押して救助を要請してください。
エレベーター内の防犯カメラは犯罪の抑止力だけでなく、災害時にも効果があるので、未設置の施設には是非設置をお勧めします。
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警察官歴8年、刑事歴21年のシニア 防犯アドバイザーが情報発信!
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