子どもの虐待サインに気が付いて! 泣き声通報

増えている相談件数

子どもの虐待

“泣き声通報” 初めてこの言葉を聞く方も多いと思います。住民が近所から聞こえる子供の泣き声を聞いて、虐待を心配して警察や児童相談所へ通報するものです。近年、泣き声通報の件数は増えていて、全国で多くの相談が寄せられているそうです。

「泣き声」というくくりでどれほどあるのか正確にはわかりませんが、厚生労働省によると平成30年度、全国の児童相談所には「近隣・知人」から2万1449件もの虐待相談が寄せられました。この10年で3.5倍に増えていて、虐待について、世の中の意識は高まっているとみられます。

子どもの虐待は深刻な社会問題

子供の虐待を報じるニュースは多く、大事に至る前に見つけてあげることが必要だと思います。誰にも相談できずにいる子ども、お父さん、お母さんがいるかもしれません。昔のような近所付き合いが減っている今、おせっかいとは思わずに小さい異変を感じ取ってあげてほしいと願います。SOSのサインに気が付き、危険に脅かされている子どもたちが専門機関につながるきっかけを作ることが、子どもとその家族を救う一歩だと思います。様々なコミュニティーを通じ地域の安全・安心を作って行きたいものです。

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